病院にかかるとき、他の病院にかかっている時や、市販の薬を使っている時には、必ずどんな薬を飲んでいるかを、医師か薬剤師に伝えてください。飲み合わせによる薬の副作用を防止するためです。
病院で処方れる薬は、医師が患者さん一人ひとりの症状や体質を診断した上で、用法、用量を決める薬です。症状が似ているからといって、絶対に自分の薬を他の人に分け与えたりしないでください。
薬をもらった時には必ず内容を確認してください。特に用法、用量は確認してわからないことがありましたら、薬剤師に相談してください。
ちなみに、食前：食事の前約３０分以内
食後：食事の後約３０分以内
食間：食事の後約２時間（食事と食事の間）
薬を飲むときには、コップ一杯位の水か白湯で飲みましょう。水以外で飲むと、効き目が強まったり弱まったりすることがあるので注意してください。
薬にはいろいろな種類があります。それぞれ飲みやすく、使いやすく工夫がなされています。
錠剤：くだかずに飲みましょう
カプセル：はずさずに飲みましょう
トローチ：かまずにとけるまでなめていましょう。
舌下錠：かまずに舌の下に入れましょう。
塗り薬・貼り薬：患部を清潔にして使いましょう。
処方された薬を勝手にやめてはいけません。薬を飲むのをやめたりすると、治療前より症状が悪くなる場合もあります。
薬の保管場所は、直射日光をさけ、湿度が低い場所に置きましょう。冷蔵庫に保管する場合は結露に気をつけましょう。子供のいる家庭では、手の届かない場所に保管してください。