細菌検査室
<細菌検査の目的> 1. 感染症が疑われる患者からの材料を検査し、その病因菌をつきと めると同時にその細菌の薬剤感受性を明らかにして、診断及び治療 に関する情報をできるだけ早く提供すること 2. 病院内感染の察知、予防など感染対策上の情報を提供すること |
<一般細菌検査> * グラム染色 * 好気性菌の塗抹、培養、同定、薬剤感受性検査 * 嫌気性菌の塗抹、培養、同定、薬剤感受性検査 * 血清型判定(サルモネラ菌、病原大腸菌、赤痢菌) * ラテックスによる迅速検査 CDチェック(クロストリジウム ディフィシル菌) スライデックスニューモテスト(肺炎球菌) セロアイデンストレプトテスト(A、B、C、Gのレンサ球菌群) PSラテックス(黄色ブドウ球菌) |
<抗酸菌検査> * チール・ネルゼン染色 * ナイアシンテスト * 小川・工藤培地による培養 * マイクロタイター法による結核菌感受性 |
<院内感染情報> * 週間報告書(入院、病棟別) * 月間報告書(入院、外来別) * 感受性報告書 |
<栄養従事者、環境検査> * 栄養従事者の検便検査(隔週) * 調理室等の環境検査(隔週) * 手術室の環境検査(毎月) * その他必要とされたときは随時 |
抗酸菌の迅速検査としてPCR法の導入を始めました。 |