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12. おっぱいのあげ方


あげかた

  1. 人差し指と中指で乳房をはさむ。
  2. 乳輪部まで口のなかにいれてあげる。
  3. 背筋をのばして。
  4. 赤ちゃんを離すときは、ほっぺをはさむようにすれば無理なく離せる。
  5. ゲップの時はだきかかえて背中をさすってあげる。
  6. 吐いたものがのどに詰まらせないように横向きに寝かせる。
  7. 授乳後はお湯にひたした脱脂綿で拭く。

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授乳のポイント

出が悪くても根気よく

片方だけ飲ませるともう一方の出が悪くなるし、ミルクを補っても、赤ちゃんが吸わないと母乳は止まってしまいます。
授乳時間−1回15分から20分が目安です。
はじめはのうちは欲しがるときにあげます。新生児期は回数や間隔にこだわらず、泣いて欲しがったらすぐに授乳しましょう。
授乳後のゲップは、お乳と一緒に入った空気をだすためのものです。ゲップをしないと気持ちが悪いのでぐずったりお乳を吐いたりします。これ以外に吐くのは、たいてい飲みすぎが原因です。またはおむつがきつすぎることも。ガラガラこぼすように吐いた後、ケロッとしているようなら心配はないでしょう。

授乳をそろそろやめてもいい時期は、10か月ぐらいからです。遅くても1才半には終わります。

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搾乳の活用法としかた

お乳が張るときは授乳前に搾乳を
赤ちゃんがお乳を吸いやすくするために、事前に絞って乳房をやわらげます。乳首が傷ついて痛むときもしぼってあげるといいでしょう。
搾乳のしかた
  1. 下から乳房をおさえる。
  2. 乳房をもちあげ、親指、人さし指、中指の腹でしぼる。
  3. しぼるときは指は内側へむける。
搾乳のしかた−両手しぼり(乳房の大きいお乳のよくでる人むきです)
  1. 上と下から乳房をおさえる。
  2. 上の手で乳房を押し、もう一方の手でしぼる。
活用法
直接飲ませるだけでは足りないときや、赤ちゃんが上手に吸えないとき、乳首に傷ができて授乳ができない時などです。仕事をもっていている人は留守中に、搾乳保存したお乳を使うといいでしょう。
保存方法
搾乳したお乳は、冷凍保存なら長くて1週間もちます。解凍するときには、自然解凍させます。冷蔵だと数時間、それ以上は雑菌の繁殖が心配なので使わないこと。

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お乳をいっぱいだすマッサージをしよう

乳房マッサージ
  1. 乳房を蒸しタオルで温める。
  2. 右手を左の乳房にあてる。左手でおさえて内側に押す。
  3. 斜め上にむけて押す。
  4. 上にむけて押す。
お乳が充分でる人はマッサージの必要はありません。
マッサージは必要不可欠なものではありません。特にお乳の出口の乳管がよく開いてないのにお乳が出すぎると乳腺にお乳がたまってしこりになりとても苦痛ですから気をつけましょう。
乳腺炎やしこりのある人はしないこと
しこりがあるときのマッサージは逆効果です。その場合は搾乳をして乳房を空にすること。乳腺炎の時もマッサージは厳禁。乳腺への刺激で細菌が散らばり、悪化してしまいます。
乳頭マッサージは授乳前に
乳首がひっこんでいて吸いにくい人は授乳前で5分ほど行います。産後1か月くらい続けましょう。
乳首のマッサージ
  1. 親指、人さし指、中指で乳首をおさえる。
  2. 上と下から圧迫する。
  3. 軽くつまんで、クルクルマッサージする。
  4. 引っぱるようにマッサージ。

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母乳が足りない?

母乳が不足してる時の赤ちゃんのサイン
30分以上乳首をくわえて離さない
授乳後、1、2時間でおなかをすかせて泣く
体重増加が少ない。
月齢がたっても授乳回数が減らない
ミルク補給
ミルクの補給には
  1. 毎回、母乳のあとにミルクをあげる
  2. 母乳の出が悪くなる日中だけミルクをあげる
  3. 母乳とミルクを交互にあげる
などの方法があります。1は、1か月くらいまでの赤ちゃん向き。ほかはそれ以降の赤ちゃんに。2か月以降の赤ちゃんは先に母乳をあげるとミルクを嫌がるので空腹にしてからミルクをあげます。
働くママに!

産休明けの半月ぐらい前から哺乳びんに慣らすようにしましょう。ミルクは昼間だけにあげるようにしましょう。朝、搾乳した母乳を保育園に持参して午前中にあげてもらうのもいいでしょう。

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