外来の裏話
カルテNo,32 テレクラの被害者達
- 患者
- 15才女子中学生
- 主訴
- 相談だけだとおいくらですか?
- ストーリー
- 「相談だけだとおいくらですか?」が彼女たちの受付での決まり文句.
続いて多いのが「おりものが出る」「親には絶対内緒にして」「性病が心配」「妊娠が心配」など.
一人で来る場合も二人で来る場合もある.
雑誌や本で多少知識はあるが,お小遣いほしさで身を売るらしい.
保険証は持ってくる場合と親にばれる事を嫌って保険証を持たず窓口で相談する.
時々バイトしていて時給800円では物足りないのがそもそもの原因.
- 考察
- 中高生のバイトは全面禁止に出来ないだろうか?
正しい金銭の物差しを持ってないから手っ取り早いバイトとして走るのがテレクラである.
せっかく稼いでも保険証なしでは治療費と検査費で消えかねない.
そのような少女らに学割で診てあげるから口コミで増えているのかも知れない.
あたな達もいい加減に勉強しなさいとも言えない.
正しい性知識とちょっぴり人生観と恐い病気の事で医師の役割は終わり.
エイズでもなければ保健所に届ける必要も親に報告する必要もない.
ああ,愚かな親たちよ教師達よ男達よ!
そしてさらに愚かな一部の女子中高生達よ!