過去の医療相談
強い疲労,目眩
- 質問
- ここ1カ月ほど、強い疲労感で苦しんでいます。 普段から仕事が忙しく、また、疲れやすい体質ではありますが、最近は身体が鉛のようです。 疲れ過ぎているせいか、眠りたくても浅くしか眠れまぜん。それでますます消耗します。 たまに気を失うように眠ると今度は24時間ほど寝てしまうのですが、 それだけ寝ても全身の疲労が取れない。ビタミン剤などは全く効きません。 電車にのってもすぐに気分が悪くなってベンチで横になったり、心臓がばくばくいって とまらなくて苦しくなったり、耳がトンネルの中にいるように空気がたまっている感じで 「耳抜き」ができなくなったりします。おとといからは「ぐるぐるめまい」もして、 まっすぐに歩くのも難しくなってきました。
最近は、情緒も段々不安定となり、怒りや落ち込みの感情を制御できません。 食事は、まだ普通に何でも食べられますが、だんだん食後に胃が重くなるようになりました。 10年ほど前にも、このような強い疲労感でついに昼間2、3時間しか起きられなくなり、 食事するために起きることすら疲れるようになり(動悸はなかったが他はほぼ同じ)、 学校を3カ月ほど休んだことがありました。その時はいろいろ内科の医師にかかりましたが ビタミン剤をくれる程度で、原因も不明で、あげくの果て「さぼり」と言われるなどして 相当傷つきました。
結局、3カ月ほど毎日自宅で眠っているうちに、ある時突然みるみる 回復していったのです。原因は今持ってわかりません。 今回の疲労も、この10年前のことと同じなのでしょうか。 単なる疲労で、ここまでひどく動けなくなったりするものなのでしょうか。 会社をそう簡単に休めるものではありませんし、10年前のようにドクターショッピングを して「さぼり」と言われるのもまっぴらですが、原因を知りたいと思います。 また、良い治療法なども教えて下さい。 入眠しやすいように、温めの長風呂やアロマテラピーによるリラックス、ストレッチなどは 習慣としていますが、今の状況ではそれでも眠れません。
- 答え
- 文面からは症状が多岐に渡っており、心身症と呼ばれる神経症が考えられます。 もう一つ気になる事はキボ-ド付きの画面を続けて見ていると言う事はありませんか? ネット上でこの様な医療相談にお見えになる方の中にはVDT症候群と言う疾患があります。 VDT症候群の方は他に食欲不振,頭痛,肩こり,眼精疲労などの 症状も伴います。
予防方法して30分毎に5分から10分休む、キボ-ド付き画面は夜には見ない事をすすめています。 いつ頃から疲労感があるかは不明ですが念の為に肝機能の検査も必要かも知れません。 もし、 原因がはっきりせず、症状が続く場合は心療内科、総合診療科、神経科の先生にご相談下さい。 尚、目眩に関しては耳鼻科の先生にご相談下さい。